グッバイ、グッドガイ

新聞社に勤めたけど配属先は営業でモノ書きにはなれなかった男、腹いせと言わんばかりに気になることや好きなものを100%主観で発信していきます。

何周かした結果、1番とまでは言わないけどイオンが結構居心地よい

月曜の安い日を目掛けてド平日(しかも週頭)の夕方にイオン目ざして車を走らせた。

 

今は歩きが中心の生活なので、親が車を乗らない時に借りて車を使わせてもらってる。

 

平日の夕方というシチュエーションの中でイオンに向かうこの光景、大学時代を思い出した。

 

少なからずイオンでバイトしている同級生や先輩も存在していたのだが、彼らは平日のこの時間に宅飲みやご飯のお誘いを断って小遣いや生活費を稼ぐためにこの時間にイオンに向かっていた。

今俺は彼らが見ていたのと同じ光景を見ているのだろうか。

 

と同時に、やたらとイオンを遠ざけようとする"嫌イオン思想"のようなものを自分がずっと持っていたことも思い出した。

 

イオンのような大衆の集まる場所が否応無しに嫌いで、歩いているだけでムズムズするような感覚を覚えては疲弊していた。

 

だが今はどうだろうか。

サンマルクやフードコートで安いコーヒーを飲んで読書して、しっかり冷房の効いた中で過ごしている。

場所が場所なだけに知り合いに合う可能性も極めて低く(万一遭遇したとしてもイオンで遭遇するような知り合いはめんどくささレベルは無害に等しい)、よく遊んでいた駅周辺の街中などと比べて何も気にせず闊歩することができる。

 

本屋で流行りの本や情報を手に入れることもできるし、必要な日用品があることを思い出せばすぐに薬局やプライベートブランドのスーパーに行けばいい。

 

便利さを享受している。

 

この変化は、この3年間でおれの視野が広がった故の結果なのだろうか、それとも凡百の人と変わらず歳をとるというサイクルの順当なレールの上を進んでしまったが故の結果なのだろうか。

 

兎にも角にも、イオンは最高とまでは言わないが「悪くはない」場所だ。