グッバイ、グッドガイ

新聞社に勤めたけど配属先は営業でモノ書きにはなれなかった男、腹いせと言わんばかりに気になることや好きなものを100%主観で発信していきます。

ライフハック的に使える進撃の巨人名言

 

皆さんおはようございます。

 

wi-fiが繋がってると思って立ち寄った普段行かない喫茶店に行ったら、wi-fiが無かったので携帯から更新してます。

 

クラウドファンディング関係のことで最近は頭がいっぱいなので全く関係のない記事を書くことで頭をすっきりさせます。

 

 

 

 

 

ぼくはあまり漫画を読まない人間なのですが、唯一そろそろ読み続けて10年近く経つ漫画があります。

それが「進撃の巨人」です。

 

人類の脅威となる巨人が蔓延る世界で、壁に囲まれて生きることを拒む少年少女の物語です。

 

高校1年生の時に、「この漫画がスゴい大賞」で大きく取り上げられてるので知って、多分その頃はまだ単行本3巻が出たばかりの頃。

 

うわあ、ここからどんな展開になるんだろう、、、と思ってずっと読み続け、現在やっと最終局面に入り始めてます。

 

高校生の頃、4ヶ月に一回ある単行本の発売日には必ず登校中にコンビニで買って、学校で読むなんてことをしてました。

 

年齢を重ねて色々なものを見て経験して行くたびに、この漫画で書かれてることは空想の世界の話じゃなく今の環境や時代に当てはまるなあと強く感じます。

 

 

今回はそんな「進撃の巨人」から普段の生活、それこそ今クラウドファンディングをやっているプロジェクトを進めて行く中で事あるごとに思い出すセリフをいくつか上げていき解説していきます。

 

 

 

 

 

結局クラウドファンディング関係に帰結してる。。。

 

 

 

 

1.「私が尊重できる命には限りがある」

中盤、エレン奪還作戦中のミカサの一言。

ミカサの「尊重する命」とは大好きなエレンのこと。

信頼するエレンを助けるためには、かつての仲間であろうと叩っ斬る覚悟の表れたセリフ。

 

命というものを取捨選択するのはこの漫画の状況ならではだが、僕はこの「命」という言葉は「時間」や「お金」にも替えられると思っている。

 

それこそ仕事をし始めてから気づいたのだが、2.3年も職場にいればなんとなーく自分の使える時間やお金の目処が想像できてしまう。

俺たちに使えるお金は限られているし、週休2日であればどうしても実質活動できる日というのは平日の夜の時間を寄せ集めてもせいぜい実質3日ほどなのだ。

 

昨年の冬くらいに色々手をつけすぎてパンクした。

俺は中途半端に人が良いから頼まれたことはなんでも引き受けてしまうし。「イヤ」ということができない。

その結果として全てが中途半端になり、結果を急ぎすぎて大きな失敗をした。信頼を失った。

 

年が明けてから1ヶ月くらい空っぽな状態で考えた結果、辿り着いたのが「全てをこなすなんてことはできない」ということ。

ただその分、自分という人間を犠牲にしなくても世の中は充分回る。

そんな当たり前のことに気づいた。

 

その時にこのセリフを思い出した。

俺たちが使えるお金や費やせる時間は限られている。

無尽蔵にあるわけがない。

 

ミカサでいうエレンのように、

本当に自分の大切にしたい人やことやもののために時にはそれ以外のものを切り捨てること覚悟を持つことが自分を守るために必要なのだ、ということをこのセリフから感じた。

 

 

2.「まだだ、やるならもっと集まってからだ」

序盤の超大型巨人によるウォールローゼ襲撃時のライナーのセリフ。

読んでる方ならわかると思うが実はこのセリフとんでもない伏線を孕んでいる。

伏線回収後の意味合いとして取り上げていく。

 

女型、超大型、鎧の人類の脅威となる3つの巨人があの時、あの場に集っていた。

3人があの場で巨人になっていればウォールローゼ内にいる駐屯兵団など蹴散らせることも可能だった。

ただ、ライナーはそれをやるならもっと他の巨人が集まってから万全の体制を待ってからやる、と言った。

 

 

本当に段取りって大事だなと思う場面ばかりで、「多分今やり出せばとりあえずうまくいくかも、しれない」という早ろうとする気持ちと普段闘っている。

 

ただ、事前の準備と綿密な種まきっていうのは大事。

「ああ、もう今すぐにでも実行したいなあ」というときに心の中のライナーがこのセリフをおもいださせてくれる。

 

 

3.「あの頃ほどの力は今の調査兵団にはもう無い」

ウォールマリア奪還作戦時の団長の心の中の一言。

女型との戦いやウォールローゼ襲撃でミケやナナバたち、歴戦の猛者を失いわずかに残った熟練兵と多くの新兵で構成された調査兵団を率いて決戦に臨む場面。

 

勢いや力をいつまでも保ち続けられるものはない。

それと同じように人生で一番楽しかった頃、感受性が豊かだった頃、「あの頃」ほどの体力やフットワークは歳をとるにつれてどんどん衰えて行く、そんなことを読み始めた「あの頃」から10年経った今このセリフを強く思い出します。

 

ただ、その力を失ったことを嘆くのではなく今ある力で何をできるか、今ある人材を最大限に活かし(アルミンに指揮系統を委ねる)、戦力を活用して(壁の前後に分けたリヴァイの配置、ハンジ班の配置)ウォールマリア奪還を進めたエルヴィン団長は見習うべき姿だと思ってます。

 

 

4.「俺にはわからない。ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼してに足る仲間の選択を信じても結果は誰にもわからなかった。だから、まあせいぜい悔いが残らない方を選べ」

女型の襲撃時、殺されていく仲間の姿に耐えきれず力を解放しようとするエレンは目標地点までの到達を目指すリヴァイと対立する。そのときにリヴァイの放った一言。

 

結局「行動に移したから偉い」とか「辛抱して耐え続けたから偉い」なんて確実なものはどこにもないわけで、バタフライエフェクト的にどんな選択や行動も何かに影響を与える。

 

それがいいことか悪いことかなんて誰にも分からないしそもそも起こってしまったことに取り返しはつかない。

 

そんな現実の厳しさをずしりと提示しつつも、

「自分に悔いの残らない方を選択しろ」という僅かな救いを教えてくれる一言である。

 

 

とまあほんとはキリよく5つあげたかったんですけどパッと思いつくのは4つしかありませんでした。

案外少ねえ〜〜!!

 

ほんとこの漫画はミレニアル世代の虚無感をうまく描いてるよ。

最近はもう風呂敷たたむ為にバトル路線に寄っていってグッとくるセリフとか展開はないけどここまできたからあとは暖かく見守るよ!

 

最終話まで楽しみにしてます!頑張れ諌山先生!

 

 

 

 

そんな感じでなんとなく事あるごとに思い出す映画や漫画のセリフって皆さんもお持ちですか?

 

今度教えてください。

 

アディオス